WebサーバをApacheにしてPleasanterをインストールしたい
前提条件¶
- OSのセットアップ方法については記載しません。予めOSはセットアップされていることとします。
- 動作環境やスペックについての詳細はこちらを確認してください。
概要¶
本説明は、以下に示す環境にプリザンターの動作環境を構築するための手順を示したものです。
| 対象 | 内容 |
|---|---|
| OS | Red Hat Enterprise Linux 9.1 |
| DB | PostgreSQL 14 |
| Webサーバ | Apache |
| Platform | .NET 6.0 |
| Pleasanter | プリザンター 1.3.37.0 |
操作手順¶
1. .NET 6.0のインストール¶
ASP.NET Coreランタイムのインストール¶
GDI+のインストール¶
sudo dnf install -y https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-8.noarch.rpm
sudo dnf install -y libgdiplus
2. PostgreSQLのセットアップ¶
パケージリポジトリの登録¶
sudo dnf install -y https://download.postgresql.org/pub/repos/yum/reporpms/EL-8-x86_64/pgdg-redhat-repo-latest.noarch.rpm
PostgreSQLのインストール¶
データベースの初期化¶
補足:
- -A: 認証方式の指定
- -W: パスワード入力プロンプトを表示するオプション
- このタイミングでDBのpostgresユーザのパスワードを指定する
ログの出力設定¶
/var/lib/pgsql/14/data/postgresql.confを開き、以下を設定します。
ログファイルは/var/lib/pgsql/14/data/logに保存されます。
サービス有効化¶
OSのPostgreSQLユーザ設定¶
PostgreSQL管理用のユーザpostgres(OSのユーザ)にパスワードを設定します。
全⽂検索⽤モジュール(pg_trgm)のインストール¶
テキストの全⽂検索に必要なモジュール(pg_trgm)をインストールします。
-
ユーザpostgresに切り替え、PostgreSQLへ接続します。
-
データベースImplem.Pleasanterを作成します。
-
データベースImplem.Pleasanterに切り替えます。
-
pg_trgmをインストールします。
外部からDBへのアクセスを許可する場合の設定。¶
-
/var/lib/pgsql/14/data/postgresql.confの以下の2行のコメントを解除して下記のように設定します。 -
/var/lib/pgsql/14/data/pg_hba.confに以下の行を追加します。Address欄にはアクセスを許可するIPアドレスの範囲を指定します。
# TYPE DATABASE USER ADDRESS METHOD
host all all 192.168.1.0/24 scram-sha-256
-
設定後、PostgreSQLのサービスを再起動します。
3. プリザンター 1.3の導入¶
アプリケーションの準備¶
プリザンター 1.3をダウンロードします。
ルートディレクトリ("/")に "/web"フォルダーを作成し、そこに"pleasanter"フォルダーを配置するものとして記述します。
- /web/pleasanter/Implem.Pleasanter
- /web/pleasanter/Implem.CodeDefiner
- /web/pleasanter/Tools
データベースの構成¶
-
/web/pleasanter/Implem.Pleasanter/App_Data/Parameters/Rds.jsonを以下のように設定します。
-
CodeDefinerを実行
-
Pleasanterの起動
-
別のターミナルで
http://localhost:5000/にアクセスし、正常なレスポンスが帰ってくることを確認します。レスポンスの例* About to connect() to localhost port 5000 (#0) * Trying ::1... * Connected to localhost (::1) port 5000 (#0) > GET / HTTP/1.1 > User-Agent: curl/7.29.0 > Host: localhost:5000 > Accept: */* > < HTTP/1.1 302 Found < Date: Mon, 25 May 2020 15:13:08 GMT < Server: Kestrel < Content-Length: 0 < Location: http://localhost:5000/users/login?ReturnUrl=%2F確認できたら Ctrl+C で終了します。
Pleasanterサービス用スクリプトの作成¶
/etc/systemd/system/pleasanter.serviceを以下の内容で作成します。
-
この例はRed Hat Enterprise Linux 8の場合の例です。その他のバージョンでご利用の場合、dotnetコマンドのPATHを確認してから環境に応じて変更してください。以下のコマンドを実行してdotnetの実行パスを確認できます。
例えば上記のコマンドを実行した結果が/usr/local/bin/dotnetである場合は、脚注の行は以下のように設定する必要があります。
サービスとして登録・サービスの起動¶
リバースプロキシ(Apache)の設定¶
通常のwebサーバと同じPort80でアクセスできるようにリバースプロキシの設定を行います。
Apacheのインストール¶
次のコマンドでApacheをインストールします。
リバースプロキシの設定¶
/etc/httpd/conf/httpd.confの最終行に以下の内容を追記します。
ProxyRequests Off
ProxyPass / http://localhost:5000/
ProxyPassReverse / http://localhost:5000/
ファイルを追記後、Apacheを再起動します。
80番ポートへのアクセス許可¶
クライアントからWebサービスへアクセスさせるため、http(80番ポート)へのアクセス許可の設定を行ってください。
設定は各環境により異なりますので適宜調べてください。
4. その他設定¶
初期アカウント¶
ログインID: Administratorが初期ユーザとして作成されます。
初期ユーザのパスワードは、既定ではpleasanterです。初回ログイン時にパスワード変更ダイアログが表示されますので、任意のパスワードを設定してください。
このパスワードは、/web/pleasanter/Implem.Pleasanter/App_Data/Parameters/Service.jsonのDefaultPasswordで指定可能です。
プリザンター バージョン 1.3.7.0以降でリマインダー機能を有効化する手順¶
BackgroundService.jsonおよびService.jsonのパラメータ設定値を変更してください。なお、パラメータ変更時はマニュアルパラメータ変更時の確認事項を確認してください。
BackgroundService.json¶
マニュアルパラメータ設定:BackgroundService.jsonを参照し、BackgroundService.jsonファイル内の設定を下記の設定値に変更してください。
| 項目 | 設定例 | 説明 |
|---|---|---|
| Reminder | true | リマインダー機能の有効化 |
Service.json¶
マニュアルパラメータ設定:Service.jsonを参照し、Service.jsonファイル内の設定を下記の設定値に変更してください。
| 項目 | 設定例 | 説明 |
|---|---|---|
| AbsoluteUri | "http://pleasanter.example.local" | 通知やリマインダーに記載されるURLの先頭部分を記入してください。(nullは使えません。) |
データベースの移行¶
SQL ServerからPostgreSQLに移行する場合の手順は以下のマニュアルを参照してください。
