Community EditionからEnterprise Editionへのアップグレード手順(Docker利用/DBにSQL Serverを利用)
Docker版プリザンターについて¶
以下では、Docker Hubで公開されているプリザンターの公式Dockerイメージを利用します。
implem/pleasanter - Docker Image | Docker Hub
概要¶
データベースにSQL Serverを指定して、Community EditionからEnterprise Editionへアップグレードする手順について説明します。
注意事項¶
- Community Editionから「Enterpise Edition」にアップグレードすると以下の動作となります。
- 「ライセンス」が商用ライセンスになります。ライセンスは「共通機能:バージョン」画面で確認できます。
- 「分類項目」、「数値項目」、「日付項目」、「説明項目」、「チェック項目」、「添付ファイル項目」の利用数を拡張することができます。
- 契約した「年間サポートサービスプラン」に応じてユーザ登録数の上限が設定され、上限を超えてユーザを登録することができません。
- 「Pleasanter Extensions」(「Pleasanter Site Visualizer」、「Pleasanter Code Assist」、「Operations Tools」、「Development Tools」)が利用可能になります。
- 本ページの手順は、プリザンターをすぐに試したいユーザのために、SQL Serverコンテナをプリザンターと同一のDocker構成に含めた複数コンテナ構成を採用しています。この構成は本番運用を想定したものではありません。
- 本番運用では、データベースコンテナが性能上のボトルネックになります。別ホスト上のデータベースとすることを強く推奨します。
前提事項¶
- 本手順は、以下のマニュアルの手順通り実施し、パラメータファイルを変更して起動できることを前提としています。
「Dockerイメージを使用しDBにSQL Serverを指定して起動する」
操作手順¶
1. プリザンターのバージョンアップ¶
アップグレードの前に、以下の手順に従ってバージョンアップを実施してください。
「Dockerイメージのプリザンターをバージョンアップする」
2. ライセンスファイルの格納¶
- コンテナを停止します。以下のコマンドを実行してください。
- app_data_parametersフォルダと同じ階層にlicenseフォルダを新規作成してください。
- ライセンスパックに含まれる「Implem.License.dll」をlicenseフォルダ内へコピーしてください。
フォルダ構成は以下の通りです。
📁pleasanter
+-- 📁app_data_parameters
| +-- 📁拡張機能用フォルダ
| | +-- 📄拡張機能用ファイル
| |
| +-- 📄Rds.json
| +-- 📄Service.json
|
+-- 📁license ← 新規作成
| +-- 📄Implem.License.dll ← ここに配置
|
|-- 📄.env
|-- 📄compose.yaml
+-- 📁CodeDefiner
| +-- 📄Dockerfile
+-- 📁Pleasanter
| +-- 📄Dockerfile
+-- 📁SQL Server
+-- 📄Dockerfile
3. Dockerfileの修正¶
CodeDefinerフォルダ、Pleasanterフォルダ内のDockerfileを、それぞれ以下のとおり修正してください。
CodeDefiner/Dockerfile¶
FROM implem/pleasanter:codedefiner
COPY app_data_parameters/ /app/Implem.Pleasanter/App_Data/Parameters/
COPY Implem.License.dll .
ENTRYPOINT [ "dotnet", "Implem.CodeDefiner.dll" ]
```
##### Pleasanter/Dockerfile
```dockerfile
ARG VERSION=latest
FROM implem/pleasanter:${VERSION}
COPY app_data_parameters/ App_Data/Parameters/
COPY Implem.License.dll .
ENTRYPOINT [ "dotnet", "Implem.Pleasanter.dll" ]
4. イメージのビルド¶
Enterpise Editionにアップグレードしたイメージをビルドします。以下のコマンドを実行してください。
5. コンテナの再作成と再起動¶
Enterpise Editionにアップグレードしたコンテナを作成し、起動します。以下のコマンドを実行してください。
6. 動作確認¶
- ブラウザで以下のURLを開いてください。
- プリザンターにログインしてください。
- 「共通機能:バージョン」画面を開きます。ナビゲーションメニューの「ヘルプ」をクリックし、「バージョン」をクリックしてください。
-
以下の3点を確認してください。
-
ライセンスが「商用ライセンス」となっていること
- ライセンス期限が正しいこと
- 使用者が正しいこと
項目拡張作業¶
Community Editionでは「分類項目」、「数値項目」、「日付項目」、「説明項目」、「チェック項目」、「添付ファイル項目」の各項種別毎に26個、計156項目が利用できますが、「Enterprise Edition」では項目を拡張することができます。
| DB | Enterprise Editionで利用できる項目の上限 | 備考 |
|---|---|---|
| PostgreSQL | 6つの項目種別の合計で最大900個まで | |
| MySQL | 6つの項目種別の合計で最大256個まで | MySQLはver1.4.9.0以降のプリザンターで使用できます。 |
項目拡張を行う場合は「Docker利用時の項目拡張の手順」に沿って作業を行ってください。
