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使い方:コード補完

概要

「Pleasanter Code Assist」のコード補完機能について説明します。

コード補完の対象

コード補完の対象は、以下の4つのフォルダ配下に配置された「スクリプト」または「サーバスクリプト」です。

種別 フォルダ
「スクリプト」 sites/scripts
「サーバスクリプト」 sites/serverscripts
「拡張スクリプト」 extensions/scripts
「拡張サーバスクリプト」 extensions/serverscripts

補完される情報

Pleasanter Code Assistのコード補完機能で補完される情報は以下のとおりです。補完候補の表示に加え、マウスホバーによる説明表示や定義への移動が可能です。

スクリプトの場合

・$pのメソッド、引数、戻り値、説明、使用例
・プリザンターでよく使う一部のjQueryメソッド

サーバスクリプトの場合

・context、items、model、view、httpClient、$psなどのグローバルオブジェクト
・メソッドの引数、戻り値、レコードや配列の型

ユーザはPleasanter Code Assist 1.4.0以降に含まれる型定義ファイルをVisual Studio Codeのワークスペースへ適切に配置することで、Visual Studio Code標準のIntelliSense(インテリセンス)によるコード補完機能を利用できます。

スクリプトの編集時にコード補完を使用している様子

スクリプトの編集中にコード補完が動作している様子

サーバスクリプトの編集時にコード補完を使用している様子

サーバスクリプトの編集中にコード補完が動作している様子

制限事項

  1. 何らかの理由により、既存のワークスペースにjsconfig.jsonが存在する場合、型定義ファイルとJavaScriptファイルとの関連付けをユーザが手動で行う必要があります。詳細は「ワークスペースに既存のjsconfig.jsonがある場合の設定」を参照してください。
  2. スクリプトのコード補完では、プリザンターのAPIが返すjQueryオブジェクトに対して、よく使うメソッドのコード補完が表示されます。主な対象はval、attr、prop、text、css、data、addClass、removeClass、show、hide、on、findなどです。これらはjQueryの完全な型定義ではありません。未定義のjQueryメソッドも実行できますが、補完候補や詳しい説明は表示されません。

操作手順

コード補完のセットアップ

Pleasanter Code Assist 1.4.0以降でワークスペースを新規作成する場合

Pleasanter Code Assist 1.4.0以降で「Pleasanter Code Assist:コマンドによる作業フォルダ作成」で説明されている手順を実施した場合、特別な設定は不要です。

既存のワークスペースではじめてコード補完を使用する場合

「Pleasanter Code Assist」の起動時、ワークスペース内にconnectionSetting、sites、extensionsのいずれかが存在し、型定義ファイルが未配置の場合、以下のメッセージが表示されます。「作成する」を選択してください。

コード補完用の型定義ファイルがワークスペースにありません。作成しますか?

型定義ファイルを作成するかどうかを確認するメッセージ

ユーザが選択できる選択肢は以下の2つです。いずれも選択せずに、メッセージを閉じただけの場合、「作成する」を選択した扱いとなります。

選択肢 説明
作成する 必要なディレクトリ、型定義ファイル、jsconfig.jsonを作成する
今回はしない 今回は作成せず、同じバージョンのPleasanter Code Assistでは、次回以降も案内しない

Pleasanter Code Assistのバージョンアップ後に型定義ファイルを更新する場合

新しいバージョンのPleasanter Code Assistに含まれる型定義ファイルと、ワークスペースへ配置済みの型定義ファイルが一致しない場合、Visual Studio Codeの起動時に以下のメッセージが表示されます。「更新する」を選択してください。

Pleasanterの型定義が更新されています。ワークスペースの型定義ファイルを更新しますか?

型定義ファイルを更新するかどうかを確認するメッセージ

ユーザが選択できる選択肢は以下の2つです。

選択肢 説明
更新する Pleasanter Code Assistが管理する型定義ファイルとjsconfig.jsonを最新の内容へ更新する
今回はしない 今回は更新せず、型定義の内容が次に変わるまで案内しない

作成されたファイルを確認する

型定義ファイルを作成または更新すると、選択した作業フォルダに以下のファイルが作成されます。
 

<作業フォルダ>
├─ .pleasanter
│  ├─ pleasanter-script.d.ts
│  └─ pleasanter-server-script.d.ts
├─ sites
│  ├─ scripts
│  │  └─ jsconfig.json
│  └─ serverscripts
│     └─ jsconfig.json
└─ extensions
   ├─ scripts
   │  └─ jsconfig.json
   └─ serverscripts
      └─ jsconfig.json

各ファイルの説明
・「.pleasanter」フォルダー内の2ファイルが型定義ファイルです。
・jsconfig.jsonは、対象フォルダのJavaScriptと型定義ファイルとを関連付けます。
・何らかの理由により、既存のワークスペースにjsconfig.jsonが存在する場合、型定義ファイルとの関連付けをユーザが手動で実施する必要があります。詳細は「ワークスペースに既存のjsconfig.jsonがある場合の設定」を参照してください。
・スクリプト用の設定はDOMの型情報を含みます。
・サーバスクリプト用の設定はDOMの型情報を含みません。
・jQueryの型定義はスクリプト用の型定義ファイルにのみ含まれます。
・作成されたファイルはPleasanter Code Assistが管理するファイルであることを示すコメントを含みます。

Pleasanter Code AssistのパラメータhideGeneratedTypeFilesをfalseに設定すると、Visual Studio Codeの「エクスプローラー」でも確認できます。

Visual Studio Codeのエクスプローラーに表示された型定義ファイル

対応バージョン

対応バージョン 内容
プリザンター1.5.8.0 以降 コード補完機能を追加