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使い方:プロセス図表示

概要

Pleasanter Site Visualizerのプロセス可視化機能について説明します。ログイン中のプリザンターのサイトに設定されたプロセス(状況の遷移・ボタン・データ変更・通知・権限など)を、フロー図とプロセス図の2種類で可視化します。

Pleasanter Site Visualizerにおけるプロセス可視化

プロセスは、テーブルのエディタ画面に表示されるボタンに関連付けられ、クリック時の状況の変更やデータ変更、通知などを定義する機能です。本画面では以下の2つの表現でプロセス構成を可視化します。

  1. フロー図:
    状況を表す四角(ノード)と遷移を表す矢印(エッジ)で、状況の遷移を確認できます。
  2. プロセス図:
    遷移元の状況を縦軸、遷移先の状況を横軸としたスイムレーン図のような形式でプロセスを表示します。ボタンの全体像と関係性を確認できます。

画面は「左パネル(プロセス選択)」「フロー図」「プロセス図」の3ブロックで構成されます。フロー図とプロセス図は上下 2 段に並べて表示されます。

プロセス画面の全体構成。左パネル、フロー図、プロセス図の3ブロックからなる

各ブロックの役割は以下のとおりです。

No ブロック 役割
1 左パネル(プロセス選択) 設定されたプロセスの一覧から、表示対象を切り替えます。(詳細は2-1参照)
2 フロー図(上段) 状況を表す四角と遷移を表す矢印で、状況間の遷移方向や遷移条件を確認できます。(詳細は2-2参照)
3 プロセス図(下段) 遷移元の状況を縦軸、遷移先の状況を横軸としたスイムレーン図のような形式でプロセスを表示し、ボタンの全体像と関係性を確認できます。(詳細は2-2参照)

左パネルでは、各プロセスが「プロセスパネル」と呼ぶカード形式で一覧表示されます。プロセスパネルの表示例と、各要素の意味は以下のとおりです。

左パネルに並ぶプロセスパネルの表示例

No 要素 説明
1 プロセス名 プロセスの表示名(未設定時は名称、いずれも未設定時はID)を表示します。
2 チェックボックス プロセスをフロー図・プロセス図に表示するかを切り替えます。
3 遷移元 → 遷移先 プロセスの「現在の状況」→「変更後の状況」を表示します。括弧内は状況値(ID)です。
4 通知アイコン プロセスに通知設定がある場合に表示されます。右側の数字は件数で、ツールチップで内容を確認できます。
5 権限アイコン プロセスにアクセス制御(グループ/組織/ユーザ)設定がある場合に表示されます。右側の数字は件数です。
6 ⓘアイコン クリックするとプロセスの詳細モーダルが開きます(3-1参照)。

制限事項

  1. フロー図とプロセス図はテーブル内の情報に基づき自動描画されます。そのため、ユーザがオブジェクトや矢印の描画位置を制御することはできません。
  2. プロセス図において前進処理と後退処理を同時に描画させた場合、表示項目数が増え、情報の把握が困難になる場合があります。目的に応じて表示範囲を絞り込んでください。

前提条件

  1. 「サイトの管理権限」が必要です。

1. 操作手順(ポップアップ表示)

  1. サイトの管理者権限のあるユーザでログインします。
  2. プロセスを確認したいサイトに移動します。
  3. Pleasanter Site Visualizerブラウザ拡張アイコンをクリックします。

    アイコン状態 説明
    操作可能なことを示す青色の Pleasanter Site Visualizer 拡張アイコン 青色アイコン時は操作が可能です。
    操作できないことを示す灰色の Pleasanter Site Visualizer 拡張アイコン 灰色アイコン時は操作が不可能です。(ログインしていない、またはサイト管理が開けないページを開いている場合にこの状態となります。)
  4. Pleasanter Site Visualizerの操作画面が表示されます。
    Pleasanter Site Visualizer の操作画面

2. 操作手順(画面を表示)

  1. 「プロセスのワークフローを確認する」の「画面を表示」をクリックします。
    操作画面の「プロセスのワークフローを確認する」にある「画面を表示」ボタン
  2. 「プロセス画面」が開きます。画面上部のドロップダウンリストでテーブルを切り替えて表示できます。
    開いたプロセス画面。上部にテーブルを切り替えるドロップダウンリストがある

2-1. 左パネル(プロセス選択)

設定されたプロセスの一覧が表示されます。プロセスパネルのチェックをオン・オフすることで、プロセス図への表示・非表示を切り替えられます。

プロセス画面の左パネル。プロセス一覧と絞り込み・選択のボタンが並ぶ

要素 機能
「キーワードで絞り込み」テキストボックス プロセス名でプロセスを絞り込みます。
「すべて選択」ボタン 全プロセスを表示対象にします。
「すべて解除」ボタン 全プロセスを非表示にします。
「初期状態に戻す」ボタン 前進遷移のみ選択した初期状態に戻します。

デフォルトのプロセス選択状態について

変更後の状況の値が変更前の状況の値より大きいプロセス(前進遷移)だけが選択されています。後退遷移・自己遷移は未選択です。

2-2. フロー図・プロセス図

画面右側にはフロー図とプロセス図が上下2段で表示されます。

  • 上段: フロー図(通常表示) — 状況と遷移の矢印で遷移関係を表示します。矢印の向きで遷移方向を表し、前進遷移は青い実線、後退遷移・自己遷移は赤い破線で表示されます。左パネルで選択中のプロセスが24件を超えた場合、同じ遷移元・遷移先の組み合わせをもつ複数の矢印が1本に集約され、ラベルが「N件」と表示されます。なお 24 件のしきい値は本機能内の固定値で、変更はできません。

上段のフロー図。状況を表す四角と遷移を表す矢印で構成される

  • 下段: プロセス図 — 遷移元の状況を縦軸、遷移先の状況を横軸としたスイムレーン図のような形式でプロセスを表示します。
    下段のプロセス図。遷移元を縦軸、遷移先を横軸に並べた形式

各図に配置されているボタンについての説明は、下記の表のとおりです。

アイコン ボタン名 配置 機能
「全体表示」ボタンのアイコン 全体表示 上段 フロー図を「全体表示モーダル」で拡大表示します(下記参照)。
「フロー図MMD保存」ボタンのアイコン フロー図MMD保存 上段 フロー図を Mermaid 形式(.mmd)のテキストファイルとしてダウンロードします(下記参照)。
「フロー図PNG保存」ボタンのアイコン フロー図PNG保存 上段 フロー図を PNG 画像としてダウンロードします(下記参照)。
「プロセス図PNG保存」ボタンのアイコン プロセス図PNG保存 下段 プロセス図を PNG 画像としてダウンロードします(下記参照)。

「全体表示モーダル」

フロー図の「全体表示」アイコンをクリックすると、フロー図全体表示モーダルが開きます。全体表示モーダルでは集約なしにすべての矢印が個別に表示されます。

フロー図の全体表示モーダル。すべての矢印が個別に表示される

「MMDテキスト出力」ダイアログ

「フロー図MMD保存」ボタンをクリックすると、MMDテキスト出力ダイアログが開きます。

フロー図の「MMDテキスト出力」ダイアログ

オプション 効果
図全体を出力する プロセスが24件を超える場合でも、すべての矢印を含む .mmd ファイルを出力します。

ダウンロードした.mmdファイルは、Mermaid Live Editor などでプレビューできるほか、Markdown ドキュメントにコードブロックとして埋め込むなどして活用できます。

「PNG画像出力」ダイアログ

「フロー図PNG保存」および「プロセス図PNG保存」ボタンをクリックすると、PNG画像出力ダイアログが開きます。

プロセス画面の「PNG画像出力」ダイアログ

このダイアログでは、出力する PNG 画像の縦横サイズを指定できます。

オプション 効果
「幅(px)」「高さ(px)」 出力サイズを指定します。数字以外の値や空欄を入力した場合は初期値が適用されます。
「アスペクト比を維持」にチェック 縦横比を保持して片方を変更するともう一方が自動計算されます。
「図全体を出力する」にチェック(フロー図のみ) プロセスが24件を超える場合でも、すべての矢印を含む .png ファイルを出力します。

サイズが極端に大きい場合はエラーメッセージが表示され、画像生成は実行されません。

出力サイズが大きすぎるときに表示されるエラーメッセージ

3. 操作手順(詳細表示)

プロセスの詳細情報をモーダルで表示できます。

3-1. 詳細表示のトリガー

以下のいずれかの操作で詳細モーダルが開きます。
1. プロセス図上のプロセスボタンをクリック
1. 左パネルのプロセス名の ⓘ アイコンをクリック

3-2. 詳細モーダルの内容

詳細モーダルはプロセスの設定内容に基づき、以下のセクションを表示します。

プロセスの詳細モーダル

セクション 内容
全般 プロセス基本情報(ID / 名称 / 表示名 / 画面種別 / 現在の状況 / 変更後の状況 / 説明 / ツールチップ / アイコン / 確認メッセージ / 成功メッセージ / クリック時の動作 / 実行種別 / アクション種別 / 状態変更後の動作 / 一括処理を許可)
入力検証 プロセス実行時の入力検証ルール
条件 プロセス実行条件(未完了 / 自分 / 期限が近い / 遅延 / 期限超過 / 検索 / 項目一覧)
データの変更 プロセス実行時のデータ変更ルール(変更種別 / コピー元 / 値 / 計算式 / 基準日時 / 期間 など)
自動採番 自動採番設定(書式 / リセット種別 / 既定値 / ステップ)
通知 通知設定(通知種別 / 件名 / アドレス / Cc / Bcc / トークン / 内容)
アクセス制御 権限設定(グループ / 組織 / ユーザ)

設定値は日本語のラベルに変換されて表示されます(例: 画面種別は「編集」、通知種別は「メール」のように表示)。

4. 複数サイトの切り替え

ポップアップ画面の「オプション項目」で「サイトID」に複数の ID を指定、または「サイトグループ名」にサイトグループ名を指定した状態で「画面を表示」を実行すると、画面上部のサイトセレクタ(ドロップダウン)から表示対象のサイトを切り替えられます。

プロセス画面上部のサイトセレクタのドロップダウン

サイトセレクタで表示対象のサイトを切り替えた状態

  • 記録テーブル・期限付きテーブル以外のテーブル(Wiki など)はセレクタに表示されません。
  • 「サイトの管理権限」がない場合には、ドロップダウンメニューに表示されません。

対応バージョン

対応バージョン 内容
プリザンター1.5.4.0以降 新規作成

関連情報