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インストーラを利用したバージョンアップ手順(Azure App Service)

概要

本手順はインストーラを使用してプリザンターをバージョンアップする手順です。インストーラを使用すると既存アプリケーションのバックアップ、最新バージョン資源のダウンロードやパラメータのマージなどを自動実行します。
バックアップやモジュールの配置、パラメータのマージを手動で行う今までの手順でもバージョンアップ可能です。手動バージョンアップの手順は以下を参照ください。
プリザンターのバージョンアップ手順(Azure App Service)

注意事項

  1. インストーラを利用する場合、プリザンター 1.5へバージョンアップされます。プリザンター 1.4利用時は、スタック設定で.NET 10を指定してください。
  2. Enterprise Editionにアップグレードし項目拡張を実施している場合は、Enterprise Edition - バージョンアップ手順に従ってバージョンアップを実施してください。
  3. Pleasanter Extensionsのトライアルを実施中の場合は、本手順によるバージョンアップはできません。詳細は「Pleasanter Extensionsのトライアルの注意点」を確認してください。
  4. ver.1.4.17.0以降でインストーラによるアップデートおよびマージ機能をご利用の際は、ver.1.4.17.0以降でマージ機能を利用する際の注意事項を確認してください。

制限事項

  1. バージョンアップ元は1.4.0.0以降が対象です。
  2. インストーラを使用したインストールはバージョンアップ元はVer1.4.0.0以降が対象です。Ver1.3.50.2以前をバージョンアップする際は手動バージョンアップの手順を参照ください。
    プリザンターのバージョンアップ手順(Azure App Service)
  3. バージョンアップ先は1.4.8.0以降が対象です。

手順

バージョンアップ手順は以下の通りです。
1. プリザンターの停止
1. データベースのバックアップ
1. インストーラのインストール
1. インストーラの実行
1. プリザンターの起動確認

1. プリザンターの停止

  1. Azure Portalに接続します。
  2. App Service を開きます。
    Azure Portalの画面。App Serviceを開くところ
  3. 作成済みの App Service インスタンスを選択します。
  4. App Serviceを停止します。

2. データベースのバックアップ

データベースをバックアップします。Enterprise Editionにアップグレードし、項目を拡張している場合は必ずバックアップしてください
Pleasanter ユーザーマニュアル - FAQ:バックアップ、リストア

3. インストーラのインストール

1. Kudu にアクセスします。

  1. App Service の左側のメニューの"開発ツール"から「高度なツール」をクリック
    App Serviceの左メニュー。「開発ツール」の中に「高度なツール」がある
  2. 移動のリンクをクリック
    App Serviceの「高度なツール」画面。Kuduへの「移動」リンクがある
  3. Kudu のヘッダメニューから「Debug console」>「CMD」をクリック
    Kuduのヘッダメニュー。「Debug console」の中に「CMD」がある
  4. インストーラをインストールします。(ご利用ユーザによってはD:\homeの場合もあります。その場合は適宜読み替えてください。)
    インストール済みであっても必ず実行してください。インストーラがバージョンアップしている場合は更新インストールします。

    1. こちら からImplem.PleasanterSetupのNuget Galleryを開き、「Download package」より.nupkgファイルをダウンロードします。
      Implem.PleasanterSetupのNuGet Galleryのページ。「Download package」がある
    2. 下記コマンドを実行してインストーラをインストールする任意のフォルダを作成します。
      ※本手順では C:\home\dotnet-toolsを作成する場合として説明します。
      mkdir C:\home\dotnet-tools
      
    3. 2.3.1でダウンロードした.nupkgファイルをC:\home\dotnet-toolsに配置します。

    4. 下記コマンドを実行してインストーラをインストールします。

      dotnet tool install Implem.PleasanterSetup --tool-path C:\home\dotnet-tools --add-source C:\home\dotnet-tools
      set PATH=%PATH%;C:\home\dotnet-tools
      

4. インストーラの実行

  1. 以下コマンドを実行して、インストーラを実行します。
pleasanter-setup
  1. プリザンターをインストールするディレクトリを入力します。
    「C:\home\site\wwwroot」 にインストールする場合は、何も入力せずに Enter キーを押下します。
    インストーラの実行画面。プリザンターのインストール先を入力する

  2. CodeDefinerをインストールするディレクトリを入力します。
    「C:\home\site\CodeDefiner」 にインストールする場合は、何も入力せずに Enter キーを押下します。
    インストーラの実行画面。CodeDefinerのインストール先を入力する

  3. サマリ画面が表示されます。
    内容を確認し、「Shall I install Pleasanter with this content? Please enter ‘y(yes)' or 'n(no)’. : 」 の後に y を入力しEnterキーで実行してください。
    ※パスワードはマスクされています。
    インストーラのサマリ画面。内容を確認してyを入力する
    ※「y」を入力後、動作まで時間がかかる場合があります。ディレクトリを移動せずにお待ちください。

  4. 「Type "y" (yes) if the license is correct, otherwise type "n" (no).」 と表示されたら y を入力して実行してください。

    <SUCCESS> Starter.ConfigureDatabase: Database configuration has been completed.
    <SUCCESS> Starter.Main: All of the processes have been completed.
    Setup is complete.
    

  5. セットアップが終了すると、Webブラウザが起動して拡張コンテンツ(Pleasanter Extensions)トライアルの案内ページが表示されます。

    セットアップ後に開くPleasanter Extensionsトライアルの案内ページ

5. プリザンターの起動確認

  1. App Serviceを開き、インスタンスを起動します。
  2. ブラウザでプリザンターのログイン画面を開き、ログイン後、ナビゲーションメニューの「ヘルプ」-「バージョン」をクリックし、バージョンが正しいことを確認します。
    「ヘルプ」-「バージョン」で表示したプリザンターのバージョン情報

※インストーラでバックアップされたC:\home\site\wwwroot_yyyyMMdd_HHmmssおよびC:\home\site\CodeDefiner_yyyyMMdd_HHmmssは不要な場合は削除してください。保存しておく場合は別フォルダに退避してください。