テーブル機能:移行モードでのレコードのインポート
## 概要
移行モードでは、インポートによるレコード作成時に、「作成者」、「作成日時」、「更新者」、「更新日時」の値を取り込むことができます。
## 説明
移行モードで「作成者」、「作成日時」、「更新者」、「更新日時」の項目を設定したCSVファイルをインポートすると、それらの値が追加レコードに反映されます。ただし、「キーが一致するレコードを更新」する設定の場合、値が反映されるのは追加レコードのみで、更新レコードには反映されません。
### 無効な値の場合の設定値
CSVに対象の項目が存在しない、または無効な値が設定されていた場合に追加レコードに設定される値を以下に示します。
|項目|無効な値|設定値|
|-|-|-|
|作成者|存在しないユーザのIDまたは名前|空白|
|作成日時|日時に変換できない文字列、または[General.json](/ja/manual/general.json)の「MinTime」「MaxTime」の範囲外の日時|現在の日時|
|更新者|存在しないユーザのIDまたは名前|空白|
|更新日時|日時に変換できない文字列、または[General.json](/ja/manual/general.json)の「MinTime」「MaxTime」の範囲外の日時|現在の日時|
### 更新レコードの設定値
更新レコードの場合は移行モードは適用されず、通常のインポートと同様の値が設定されます。
## 操作方法
インポートのダイアログで"移行モード"をチェックした状態でインポートを実行します。

インポート操作について詳しくは[テーブル機能:レコードのインポート](/ja/manual/table-record-import)を参照ください。
## 対応バージョン
|対応バージョン|内容|
|:--|:--|
|1.4.16.0 以降|機能追加|
## 関連情報
<div id="ManualList"><ul><li><a href="/ja/manual/general.json">パラメータ設定:General.json</a><span>2025/04/08 up</span></li></ul></article></div><input id="SearchTextHidden" type="hidden" value="" />