ユーザマニュアル

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2026/07/14

MANUAL

キューイング

[![](https://pleasanter.org/binaries/4a7bd2103320496b97e6e24a2a42a294)](https://pleasanter.org/support/) (本機能は[Extensionsトライアル](/manual/pleasanter-extensions-trial)で試用可能です) ## 概要 高負荷処理を、リクエスト中に即時実行するのではなく、バックグラウンドジョブとしてキュー(待ち行列)へ登録し、順次実行する機能です。ユーザは、画面を通じて自分が実行したジョブの一覧を確認できますが、他のユーザが実行したジョブの一覧を確認することはできません。 ### 本機能の効果 本機能を有効化することで、以下の効果を得られます。 1. 高負荷処理のリクエストタイムアウトを防ぐ 1. 大量データ処理中のユーザ操作ブロックを防ぐ 1. 高負荷処理の処理状況を可視化する ### キューイングの基本仕様 1. ユーザがキューイングに対応した操作を実行すると、すぐには実行されず、ジョブとしてキューへ登録されます。キューへの登録は即座に完了し、ユーザは別の操作を実行できます。 1. キューに登録されたジョブは[ジョブの管理画面](/ja/manual/queuing-manage-jobs-screen)で確認できます。 1. ジョブは、最初、実行を待つ「待機」という「 状況 」でキューへ登録されます。ユーザは「待機」中のジョブをいつでもキャンセルできます。 1. キューに登録されたジョブは、先に登録されたジョブから順に1つずつ取り出され、実行されます。 1. 実行が始まると、ジョブの「 状況 」は「待機」から「実行中」へ変わります。「実行中」のジョブは、キャンセルすることも、削除することもできません。 1. ジョブの実行中に、予期せずプリザンターが再起動した場合、「実行中」のジョブは既定の設定では「エラー」に変わります。この挙動はパラメータ設定で変更可能です。 1. ジョブの実行時間はプリザンターにより監視されています。ジョブの実行時間がパラメータで設定した閾値(時間)よりも長くなると、「 状況 」が「実行中」から「実行中(時間超過)」に変わります。「 状況 」が「実行中(時間超過)」のジョブは、ボタン操作により次のジョブ1つと並列実行できます。 1. 実行中のジョブが正常終了すると、ジョブの「 状況 」は「実行中」から「完了」へ変わります。 1. 実行中のジョブが異常終了すると、ジョブの「 状況 」は「実行中」から「エラー」へ変わります。 1. 「 状況 」が「キャンセル」、「エラー」、「完了」のジョブは、画面操作で削除できるほか、一定時間経過後に自動削除するように設定することができます。 ### 対応するジョブ種別 | 対応バージョン | 対応するジョブ種別 | | :------------- | :--------------------- | | 1.5.6.0 以降 | レコードの[エクスポート](/ja/manual/table-record-export) | ## 注意事項 1. 本機能を有効化する際は、[BackgroundJobs.json](/ja/manual/backgroundjobs-json)のパラメータOutputFilePathに適切な値を設定してください。未設定の場合、「出力先パス(OutputFilePath)が設定されていません。」というエラーが表示され、エクスポートを実行できません。 ## 制限事項 1. キューは同時実行1件(直列1本)で処理されます。 ## キューイングを有効化する キューイングを有効化するには、[BackgroundJobs.json](/ja/manual/backgroundjobs-json)のBackgroundQueueをtrueに設定してください。 ## ジョブの管理画面 キューイングに対応したジョブを実行すると、ジョブはキューへ登録され、[ジョブの管理画面](/ja/manual/queuing-manage-jobs-screen)から確認、操作できるようになります。詳細は[ジョブの管理画面](/ja/manual/queuing-manage-jobs-screen)を参照してください。 ![](https://pleasanter.org/binaries/380685ecdad249499637cf1e1d8105ab) ## ジョブの状況 1. キューイングに対応した操作を実行すると、キューへジョブとして登録され、「 状況 」が「待機」となります。 1. 「 状況 」が「待機」のジョブをキャンセルした場合は、「キャンセル」へ変化します。 1. キューに登録されたジョブは先に登録されたものから順に実行され、「 状況 」が「待機」から「実行中」に変化します。 1. 「 状況 」が「実行中」のジョブは、正常終了した場合に「完了」へ、異常終了した場合に「エラー」へ、それぞれ変化します。 1. 「 状況 」が「実行中」のジョブが、パラメータで設定した閾値(時間)を超えても、「完了」にも「エラー」にもならない場合、「実行中(時間超過)」へ変化します。 | 状況 | 説明 |キャンセル|削除| | :--------- |:-----------------------------|:---------:|:--:| | 待機 | キューへ登録され、実行待ちの状態。|可|可| | キャンセル | 「待機」中にキャンセルされた状態。|-|可| | 実行中 | キューから取得され、処理中の状態。|-|-| | 実行中(時間超過)|設定した時間(閾値)を超え、処理が続いている状態|-|-| | 完了 | 正常終了し、出力ファイルをダウンロードできる状態。|-|可| | | エラー | 異常終了し、エラー内容を確認できる状態。|-|可| ## ジョブの削除 完了したジョブや、エラーになったジョブ、キャンセルしたジョブは、ユーザが削除しない限りキューに残ります。以下の機能で、不要なジョブを削除できます。 1. [ジョブの管理画面](/ja/manual/queuing-manage-jobs-screen)では不要になったジョブを一括削除できます。 1. 「詳細画面」では不要になったジョブを1つずつ削除できます。 1. [BackgroundService.json](/ja/manual/background-service-json)のパラメータ「DeleteBackgroundJobs」をtrueに設定することで、「 状況 」が「完了」「エラー」「キャンセル」となったジョブを、一定期間経過後に自動削除する機能を有効化できます。 1. ジョブを削除すると、ジョブの完了と共に保存される「出力ファイル」も削除されます。 <a id="long-runtime-jobs"></a> ## 実行時間が長いジョブへの対応 3つのジョブ、ジョブA、ジョブB、ジョブCが、この順番でキューに登録されているケースで説明します。 ジョブAが「実行中」に変わると、次のジョブBは、ジョブAの完了を待たなければなりません。ジョブAの実行時間が長い場合、後続のジョブB、ジョブCがすぐに完了するジョブであっても、直前のジョブの完了を待つ必要があります。 ![](https://pleasanter.org/binaries/672193cfca2c45ea98efad3bb0d733fa) そこで、ジョブの実行時間に閾値を定め、閾値を超えても「 状況 」が「完了」または「エラー」に変わらないジョブを、次のジョブ1つと並列実行できるようにしています。閾値を超えたジョブは「 状況 」が「実行中(時間超過)」に代わります。ジョブAの実行中に、[ジョブの管理画面](/ja/manual/queuing-manage-jobs-screen)を開き、ジョブAを選択して「次のジョブを実行」ボタンをクリックすると、次に待機中のジョブBを、ジョブAと並列実行できます。ジョブBがジョブAよりも先に「完了」した場合、もう一度ジョブAを選択して「次のジョブを実行」ボタンをクリックすると、次に待機中のジョブCをジョブAと並列処理できます。 ![](https://pleasanter.org/binaries/6bd0c645a439435b843b96e21b943f00) ジョブの実行時間の閾値は[BackgroundJobs.json](/ja/manual/backgroundjobs-json)のパラメータBackgroundJobTimeoutで設定できます。 |「次のジョブを実行」に関する注意事項| |:--| |「次のジョブを実行」によりジョブの並列実行を増やすとリソースの消費が進み、高負荷処理のリクエストタイムアウトを防ぐというキューイングの効果が薄れる可能性があります。| ## ジョブの参照・操作範囲 ユーザが参照、操作できるジョブの範囲は、ユーザの権限に応じて制御されます。 | 対象ユーザ | 参照・操作範囲 | | :------------- | :------------------------------- | | 特権ユーザ | すべてのテナントのすべてのバックグラウンドジョブ | | テナント管理者 | 自テナントのすべてのバックグラウンドジョブ | | 一般ユーザ | 自テナント内の自分のバックグラウンドジョブのみ | ## 関連情報 <div id="ManualList"><ul><li><a href="/ja/manual/backgroundjobs-json">パラメータ設定:BackgroundJobs.json</a><span>2026/07/14 up</span></li> <li><a href="/ja/manual/background-service-json">パラメータ設定:BackgroundService.json</a><span>2026/07/14 up</span></li></ul></article> <ul><li><a href="/ja/manual/queuing-manage-jobs-screen">キューイング:ジョブの管理画面</a><span>2026/07/14 up</span></li> <li><a href="/ja/manual/queuing-manage-jobs-multi-node">キューイング:マルチノード構成下における運用の注意事項</a><span>2026/07/14 up</span></li></ul></article> <ul><li><a href="/ja/manual/table-record-export">テーブル機能:レコードのエクスポート</a><span>2026/07/14 up</span></li></ul></article> <ul><li><a href="/ja/manual/table-management-export">テーブルの管理:エクスポート</a><span>2026/03/10 up</span></li></ul></article> <ul><li><a href="/ja/manual/dept-import">組織管理機能:インポート</a><span>2025/07/08 up</span></li></ul></article> <ul><li><a href="/ja/manual/group-export">グループ管理機能:エクスポート</a><span>2025/07/08 up</span></li></ul></article> <ul><li><a href="/ja/manual/user-export">ユーザ管理機能:エクスポート</a><span>2025/07/08 up</span></li></ul></article> <ul><li><a href="/ja/manual/api-export">開発者向け機能:API:テーブル操作:テーブルのエクスポート</a><span>2026/07/14 up</span></li></ul></article></div><input id="SearchTextHidden" type="hidden" value="" />
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