キューイング
[](https://pleasanter.org/support/)
(本機能は[Extensionsトライアル](/manual/pleasanter-extensions-trial)で試用可能です)
## 概要
高負荷処理を、リクエスト中に即時実行するのではなく、バックグラウンドジョブとしてキュー(待ち行列)へ登録し、順次実行する機能です。ユーザは、画面を通じて自分が実行したジョブの一覧を確認できますが、他のユーザが実行したジョブの一覧を確認することはできません。
### 本機能の効果
本機能を有効化することで、以下の効果を得られます。
1. 高負荷処理のリクエストタイムアウトを防ぐ
1. 大量データ処理中のユーザ操作ブロックを防ぐ
1. 高負荷処理の処理状況を可視化する
### キューイングの基本仕様
1. ユーザがキューイングに対応した操作を実行すると、すぐには実行されず、ジョブとしてキューへ登録されます。キューへの登録は即座に完了し、ユーザは別の操作を実行できます。
1. キューに登録されたジョブは[ジョブの管理画面](/ja/manual/queuing-manage-jobs-screen)で確認できます。
1. ジョブは、最初、実行を待つ「待機」という「 状況 」でキューへ登録されます。ユーザは「待機」中のジョブをいつでもキャンセルできます。
1. キューに登録されたジョブは、先に登録されたジョブから順に1つずつ取り出され、実行されます。
1. 実行が始まると、ジョブの「 状況 」は「待機」から「実行中」へ変わります。「実行中」のジョブは、キャンセルすることも、削除することもできません。
1. ジョブの実行中に、予期せずプリザンターが再起動した場合、「実行中」のジョブは既定の設定では「エラー」に変わります。この挙動はパラメータ設定で変更可能です。
1. ジョブの実行時間はプリザンターにより監視されています。ジョブの実行時間がパラメータで設定した閾値(時間)よりも長くなると、「 状況 」が「実行中」から「実行中(時間超過)」に変わります。「 状況 」が「実行中(時間超過)」のジョブは、ボタン操作により次のジョブ1つと並列実行できます。
1. 実行中のジョブが正常終了すると、ジョブの「 状況 」は「実行中」から「完了」へ変わります。
1. 実行中のジョブが異常終了すると、ジョブの「 状況 」は「実行中」から「エラー」へ変わります。
1. 「 状況 」が「キャンセル」、「エラー」、「完了」のジョブは、画面操作で削除できるほか、一定時間経過後に自動削除するように設定することができます。
### 対応するジョブ種別
| 対応バージョン | 対応するジョブ種別 |
| :------------- | :--------------------- |
| 1.5.6.0 以降 | レコードの[エクスポート](/ja/manual/table-record-export) |
## 注意事項
1. 本機能を有効化する際は、[BackgroundJobs.json](/ja/manual/backgroundjobs-json)のパラメータOutputFilePathに適切な値を設定してください。未設定の場合、「出力先パス(OutputFilePath)が設定されていません。」というエラーが表示され、エクスポートを実行できません。
## 制限事項
1. キューは同時実行1件(直列1本)で処理されます。
## キューイングを有効化する
キューイングを有効化するには、[BackgroundJobs.json](/ja/manual/backgroundjobs-json)のBackgroundQueueをtrueに設定してください。
## ジョブの管理画面
キューイングに対応したジョブを実行すると、ジョブはキューへ登録され、[ジョブの管理画面](/ja/manual/queuing-manage-jobs-screen)から確認、操作できるようになります。詳細は[ジョブの管理画面](/ja/manual/queuing-manage-jobs-screen)を参照してください。

## ジョブの状況
1. キューイングに対応した操作を実行すると、キューへジョブとして登録され、「 状況 」が「待機」となります。
1. 「 状況 」が「待機」のジョブをキャンセルした場合は、「キャンセル」へ変化します。
1. キューに登録されたジョブは先に登録されたものから順に実行され、「 状況 」が「待機」から「実行中」に変化します。
1. 「 状況 」が「実行中」のジョブは、正常終了した場合に「完了」へ、異常終了した場合に「エラー」へ、それぞれ変化します。
1. 「 状況 」が「実行中」のジョブが、パラメータで設定した閾値(時間)を超えても、「完了」にも「エラー」にもならない場合、「実行中(時間超過)」へ変化します。
| 状況 | 説明 |キャンセル|削除|
| :--------- |:-----------------------------|:---------:|:--:|
| 待機 | キューへ登録され、実行待ちの状態。|可|可|
| キャンセル | 「待機」中にキャンセルされた状態。|-|可|
| 実行中 | キューから取得され、処理中の状態。|-|-|
| 実行中(時間超過)|設定した時間(閾値)を超え、処理が続いている状態|-|-|
| 完了 | 正常終了し、出力ファイルをダウンロードできる状態。|-|可| |
| エラー | 異常終了し、エラー内容を確認できる状態。|-|可|
## ジョブの削除
完了したジョブや、エラーになったジョブ、キャンセルしたジョブは、ユーザが削除しない限りキューに残ります。以下の機能で、不要なジョブを削除できます。
1. [ジョブの管理画面](/ja/manual/queuing-manage-jobs-screen)では不要になったジョブを一括削除できます。
1. 「詳細画面」では不要になったジョブを1つずつ削除できます。
1. [BackgroundService.json](/ja/manual/background-service-json)のパラメータ「DeleteBackgroundJobs」をtrueに設定することで、「 状況 」が「完了」「エラー」「キャンセル」となったジョブを、一定期間経過後に自動削除する機能を有効化できます。
1. ジョブを削除すると、ジョブの完了と共に保存される「出力ファイル」も削除されます。
<a id="long-runtime-jobs"></a>
## 実行時間が長いジョブへの対応
3つのジョブ、ジョブA、ジョブB、ジョブCが、この順番でキューに登録されているケースで説明します。
ジョブAが「実行中」に変わると、次のジョブBは、ジョブAの完了を待たなければなりません。ジョブAの実行時間が長い場合、後続のジョブB、ジョブCがすぐに完了するジョブであっても、直前のジョブの完了を待つ必要があります。

そこで、ジョブの実行時間に閾値を定め、閾値を超えても「 状況 」が「完了」または「エラー」に変わらないジョブを、次のジョブ1つと並列実行できるようにしています。閾値を超えたジョブは「 状況 」が「実行中(時間超過)」に代わります。ジョブAの実行中に、[ジョブの管理画面](/ja/manual/queuing-manage-jobs-screen)を開き、ジョブAを選択して「次のジョブを実行」ボタンをクリックすると、次に待機中のジョブBを、ジョブAと並列実行できます。ジョブBがジョブAよりも先に「完了」した場合、もう一度ジョブAを選択して「次のジョブを実行」ボタンをクリックすると、次に待機中のジョブCをジョブAと並列処理できます。

ジョブの実行時間の閾値は[BackgroundJobs.json](/ja/manual/backgroundjobs-json)のパラメータBackgroundJobTimeoutで設定できます。
|「次のジョブを実行」に関する注意事項|
|:--|
|「次のジョブを実行」によりジョブの並列実行を増やすとリソースの消費が進み、高負荷処理のリクエストタイムアウトを防ぐというキューイングの効果が薄れる可能性があります。|
## ジョブの参照・操作範囲
ユーザが参照、操作できるジョブの範囲は、ユーザの権限に応じて制御されます。
| 対象ユーザ | 参照・操作範囲 |
| :------------- | :------------------------------- |
| 特権ユーザ | すべてのテナントのすべてのバックグラウンドジョブ |
| テナント管理者 | 自テナントのすべてのバックグラウンドジョブ |
| 一般ユーザ | 自テナント内の自分のバックグラウンドジョブのみ |
## 関連情報
<div id="ManualList"><ul><li><a href="/ja/manual/backgroundjobs-json">パラメータ設定:BackgroundJobs.json</a><span>2026/07/14 up</span></li>
<li><a href="/ja/manual/background-service-json">パラメータ設定:BackgroundService.json</a><span>2026/07/14 up</span></li></ul></article>
<ul><li><a href="/ja/manual/queuing-manage-jobs-screen">キューイング:ジョブの管理画面</a><span>2026/07/14 up</span></li>
<li><a href="/ja/manual/queuing-manage-jobs-multi-node">キューイング:マルチノード構成下における運用の注意事項</a><span>2026/07/14 up</span></li></ul></article>
<ul><li><a href="/ja/manual/table-record-export">テーブル機能:レコードのエクスポート</a><span>2026/07/14 up</span></li></ul></article>
<ul><li><a href="/ja/manual/table-management-export">テーブルの管理:エクスポート</a><span>2026/03/10 up</span></li></ul></article>
<ul><li><a href="/ja/manual/dept-import">組織管理機能:インポート</a><span>2025/07/08 up</span></li></ul></article>
<ul><li><a href="/ja/manual/group-export">グループ管理機能:エクスポート</a><span>2025/07/08 up</span></li></ul></article>
<ul><li><a href="/ja/manual/user-export">ユーザ管理機能:エクスポート</a><span>2025/07/08 up</span></li></ul></article>
<ul><li><a href="/ja/manual/api-export">開発者向け機能:API:テーブル操作:テーブルのエクスポート</a><span>2026/07/14 up</span></li></ul></article></div><input id="SearchTextHidden" type="hidden" value="" />



